日向神話で語られる大山祇神は、かなり強大な勢力を南九州にに維持していたようで、高天原から日向に最初に降臨した(ににぎのみこと)から3代続けてその娘を妃としています。これは、取りも直さず、初期の高孫族がその地の有力者の力を借りるための婚姻だったと考えられます。

 

大三島の大山祇神