建御雷神と経津主神は、天孫瓊瓊杵尊が地上世界・葦原中国を治めるために降臨する前に、葦原中国平定のため天照大御神から
遣わされた神様です。伊邪那岐命が十束剣で火の神・迦具土神の首を切り落とした際に飛び散った血から生まれた神様で、二神を
同一神とする説もあります。建御雷神は鹿島神宮、経津主神は香取神宮に祀られています。両社は利根川を挟んで相対するように
位置し、地震を抑えるとされる要石があるなど、深い繋がりがあります。現在では、「神宮」と神宮号がつく神社は多くありますが
かつては伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮の三社だけでした。両社とも武芸上達の神様として信仰されています。

 

 

 

 

 

建御雷神・経津主神