遷宮とは、神社の神殿を造営や改築する際に、御神体を遷すことをいいます。出雲大社では、昭和二十八年以来、六十年ぶりの遷宮が行われました。 伊勢神宮の式年遷宮との違いは、伊勢神宮は御神殿から宝物、調度品など全ての物が新調されますが、出雲大社の場合、御造営当時から受け継がれてきた物を 出来るだけ残し、大屋根の檜皮こそ全面的に吹き替えますが、その他の部分は、調査・解体後、痛んだ部分のみ修理されます。

 

 

 

 

 

 

 

平成の大遷宮