ホテルながたの朝食で使うシジミは、神西湖のシジミを使っています。
おいしさのヒミツは神西湖!?
神西湖は「神門水海(かむどのみずうみ)」として「出雲国風土記」にも登場する由緒ある美しい湖で出雲大社の西に位置しています。
神西湖と日本海をつなぐ差海(さしうみ)川の長さはわずか1.4km。
海との距離が短い神西湖は、しじみの旨みを最大限にひきだす塩分濃度を実現し、良質で旨みにコクのあるしじみがとれる環境となっております。
また、神西湖の水深はわずか1.5m。同じ島根県にある宍道湖(しんじこ)と比べてみても、宍道湖の水深はおよそ4.5mなので神西湖がいかに浅いか分かります。
水深が浅く、また遠浅なおかげで湖底まで太陽の光が届き、湖中が酸欠状態にならず、しじみの成長を促進させます。
神西湖のしじみは、とても大粒で質の良いしじみと地元でも大変喜ばれています。
しかし、このような好条件にありながら神西湖の面積は1.35k㎡と小さいため(宍道湖の約1.7%)、採れる量に限りがあり、料亭などに出荷されあまり市場に出回りません。
そのため全国的には認知度も低いですが、とても希少価値の高いしじみです。
しじみのパワーはすごい!
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しじみを食べると、オルニチンが肝臓の疲労回復を早めるため、「二日酔いにはしじみ汁」というのは有名な話です。お酒が好きなあの人へ・・・贈答品としていかがでしょうか。
オルニチンは、肌の細胞分裂を活発にする作用があり、美容のサポートをする効果も期待できます。
また、しじみにはアミノ酸、ビタミン、ミネラルなども豊富です。貧血予防や風邪や感染症の予防にもつながります。
疲れやイライラを感じている方にも、しじみはとてもおすすめです。
さらに、しじみに含まれるタウリンには、高血圧の改善や血中コレステロール値を低下させる作用があるため、脳卒中や心臓病の予防にも役立ちます。
つまり、しじみは日常生活で欠かせない栄養素の宝庫です!
お客様に安心して召しあがって頂くために
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手掻き漁のしじみしか使っていません。
機械を使わず、昔ながらの「手掻き」でしじみ漁を行っています。
そのため、しじみにキズがつくのを最小限にし、粒がとてもキレイです。