国引き神話で有名な八束水臣津野命は「出雲の国は細長い布切れのような国だなあ・・・
最初に国を小さく作りすぎてしまった。だから作り足して大きくしよう」と言われ、国引きを決心されました。
どこかに継ぎ足して縫い合わせられるような土地はないかと眺めてみると「朝鮮半島の新羅の岬に余った土地があるぞ」と見つけられ、
「国来い」と引き寄せて縫い合わせていかれました。
こうして出来た土地は島根半島の西端の杵築の岬の一帯です。
この土地をつなぎとめるために立てた杭は三瓶山です。
また引いた綱は長浜がそれですさらに、佐太の国、闇見の国、美保の岬を作られ、4回にわたる国引きを終えられました。
その後、人々は出雲の国の総鎮守として、国引きの神とその后神・御子神を長浜の妙見山に祭りました
それにちなんで、10月の上旬の日曜日に、直径8㎝、長さ30mのジャンボな綱引き大会が開催されます。

 

 

 

 

 

 

国引き神話