御柱祭で知られる信濃国一の宮諏訪大社は「延喜式神名帳」には「南方刀美神社」として揚げられている古社です。
建御名方神と妃神の八坂刀売命の二神を祀っています。全国各地にある諏訪大社の総本山であり、国内にある最も古い神社の一つとされています。諏訪湖の南側に上社として本宮・前宮の二宮があり、北側に下社として春宮・秋宮の二宮が有り、四の宮から成り立っています。それぞれの宮の四隅には「御柱」と呼ばれる柱が立てられていて、合計16本の御柱が7年目毎に立て直されています。その新しい神木の切り出しから立て直しまでの祭礼が勇壮な「御柱祭」です。
諏訪大社に祀られる建御名方神