国譲り神話の舞台として知られる、出雲市大社町の稲佐の浜で2日篝火の中で神楽を舞う「夕刻篝火舞」が行われました。

大土地神楽保存会の皆様が、伝統継承を目的に毎年この時期開催されていて、今年が7年目となりました。

出雲市・大土地神楽保存会さん『荒 神』(出雲神楽)
出雲大社のお膝元、出雲市大社町から出演された 国重要無形民俗文化財指定
大土地神楽保存会さんの舞いのご紹介です。
大土地様は、よく出雲大社神楽殿で奉納されたり、春には稲佐の浜で夕刻篝火舞を主催されている、七座と神能からなる出雲神楽を約300年も継承されています。
平成17年には国重要無形民俗文化財に指定されています。

夕刻篝火舞『 茣 蓙 舞 』 より

この神楽は、大土地荒神社に奉納される七座神事のひとつであり、大国主大神の座する茣蓙を、娘神である下照姫命が清めるために 舞うものです。
下照姫命は、幼稚園前後の女児が舞うため、お多福が先導します。
(お多福さん大変ユニークです。石見や安芸、備後地方ではまずみることはありません)

夕刻篝火舞『 荒 神 』

この神楽は、天照大神の勅命により、武甕槌命と経津主神の二人の神が、出雲の国を譲り受けようと、大国主大神を訪ね、稲佐の浜で談判の結果、
大神は出雲の大社を造ることを条件に承諾されます。しかし、その子、武御名方神は話し合いでは納得がいかず、力比べを申し出られ戦われますが、
ついに長野の諏訪まで後退され、大国主大神の言われる事に従われます。そして、その武勇に関心した天照大神は、諏訪の社を造られ、
武御名方神がこの地方を守っていくまでを描いたものです。

●如何でしたか?出雲の国に今に伝わる「出雲神楽」。
石見や安芸地方のルーツといわれているこの神楽は、拝見してどこか懐かしい気持ちがしてきました。

大土地神楽保存会様、画像掲載、有難うございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●如何でしたか?出雲の国に今に伝わる「出雲神楽」。
石見や安芸地方のルーツといわれているこの神楽は、拝見してどこか懐かしい気持ちがしてきました。

大土地神楽保存会様、画像掲載、有難うございました。

●当撮影も、かなりの後方で、手持ちで望遠レンズを使用し、ストロボなしでの撮影の為、ブレや
ピンボケがありますが、ご容赦いただければ幸いです。

 

 

 

 

 

出雲大社奉納夕刻篝火舞。