怪談『雪女』『耳なし芳一』でなじみの深い、
英語教師として松江に赴任した八雲は、セツ夫人と結婚した後、かねてからの念願であった「武家屋敷」を求めて借りて暮らしました。
当時のこの屋敷は旧松江藩士根岸家の持ち家で、あるじ干夫は簸川郡(現在の出雲市)の郡長に任命され、任地におり、たまたま空き家であったのです。
部屋をぐるりと取り囲む庭は、干夫の先代根岸小石の手によるもの。
自然の山水を絡めたこの庭は、八雲の名著『知られざる日本の面影』のなかでも、あますことなく、その魅力が描かれています。
さぁ、どうかみなさまも松江時代のヘルン先生の世界を心ゆくまでお偲びください。

 

 

 

☆明治の文豪・小泉八雲(アイルランド名 ラフカディオ・ハーン)