来年は伊勢神宮も20年に一度の式年遷宮で社殿など全てが現在建っているとなりに一新してたてけ換えられます。
木曽の山奥から樹齢300年のご神木を切り出し、多くの人々に奉迎され一路伊勢へ運ばれ、最後は伊勢の人々により
神宮に奉曵されます。第1回目の遷宮は、持統天皇の御代四年(690年)に行われ、以来千三百余年続けられて
来ました。
大神をお祀りする正宮は、日本で唯一神明造といわれる神宮独特の建物で、弥生時代稲を穂を保存するために造られた
高床式の穀庫が原型と言われています。
この他20年に一度の式年遷宮は、奈良県の春日大社、宮城県の塩竈神社、三重県の神明神社などがあります。

 

式年遷宮