アメリカのノーベル賞作家ヘミングウェイは、シャトー・マルゴーの熱狂的なファンで孫娘にマーゴという名前を付けました。スペルはMargauxでマーゴと同じです。
マーゴ・ヘミングウェイはトップモデルから女優に転身しますが、作品に恵まれず41歳で薬物自殺しました。
ヘミングウェイの」小説には、必ずお酒が出てきます。「川を渡って木立の中へ」では、マティーニ登場します。「海流の中の島々」では、フローズン・ダイキリ
が書かれ、アメリカで大流行しました。晩年は、キューバで生活しますが、鬱病に悩まされ、1961年に猟銃自殺します。61歳の誕生日7月2日でした。
シャトー・マルゴーは渡辺淳一の小説の中にも出てきます。「失楽園」でマルゴーに毒物を入れて心中します。このワインには悲劇がつきまとっています。

シャトー・マルゴーをこよなく愛し、自分の孫娘に「マーゴ」と名前を付けたアーネスト・ヘミングウェイ