御神紋の「亀甲」は神意知るべく神聖な意味を持っているようです。「剣花菱」は出雲国造が祭事の際に着用する装束の紋と言われています。
その紋所は、亀甲形の内に八稜を形成するように剣花菱を放射状に配し、三種の神器(剣・鏡・玉)を表し、神霊が宿る神ひもろぎを
意味する物と言われています。以前には、二重亀甲の内に、神様の常在をを意味する「有」の字を組み入れたご紋もあったそうです。
特に出雲の地においては、「神有月」との関係がよく言われ十月の「十」と「月」を組み合わせると「有」の字になるところに意味があるそうです。

 

 

 

 

出雲大社御神紋、二重亀甲剣花菱の由来