寒さに弱く、非常に神経質な鶏

国立公園三瓶山の麓で生産され、名産物です。
原産はアフリカのギニア地方。
現在のアルジュエリア、モロッコにあたる地域、熱帯地方に生息するキジ科の鳥です。
特殊鳥といわれるだけに、非常に神経質。
飼育の作業は最小の人員で、できる限り静かに会話も控えめ、動作も歩行も緩慢に、服装も刺激がない同色に、細心の注意をして作業をしないと、
卵産まなかったり、卵の品質が悪くなったりというほどです。
しかしながら、昔から改良されてなく、病気に強いというのが特徴。
さらに、寒さに弱いため、四季のある日本での飼育は難しいと言われています。
キジ科なので、キジ肉に似ていると言われますが、キジ肉特有のにおいやクセがありません。
また、コクがあり肉質がやわらかく、とてもジューシーで口の中でとろけるような食感です。
ヨーロッパでは鶏に比べ、肉質のよさ、食感等の評価が高く「食鳥の女王」として一般家庭でも、高級食材としても需要が高い食材ですが、
食材としては、むしろ日本料理によく合う、クセのない食鳥だといわれています。

 

 

 

 

 

 

 

ほろほろ鶏