伊和大神と天日槍命がそれぞれ大軍を率いて戦った事が語られ、その時の天日槍命の軍兵の数が八千軍(やちぐさ)であったことからかなり激しい戦いであったようです。「御方」の地名由来ですが、「大国主神と天日槍命は山からお互い3本の黒葛を足に付けて投げ合いました。大国主神の投げたものは、1本は宍粟郡御方に落ち、残り2本は但馬の気多の郡と夜夫に落ちました。
それで、三条という」とあります。日槍は3本とも但馬に落ちたこのため、但馬の出石に住むことになったと伝えられています。
渡来勢力を駆逐し出石に封じ込めたのです。

渡来神との抗争