代々世襲で出雲大社の祭祀・国造を務めているの國造家は、この天穂日命の子孫です。出雲大社の祭事に仕える最高位でもあります。
國造家は、南北朝時代に千家家と北島家に分かれ、明治時代以降は、千家家が出雲大社の宮司を歴任していらっしゃいます。
出雲大社では、水では無く火によって身を清めるという独特の伝統が残っています。
國造を受け継ぐ儀式を簡単に言えば、神聖な火で調理した物を食べる事だといえます。そうすることによって人である國造が、
天穂日命そのものになると言われています。
出雲大社國造家