銅剣は、低い丘陵の中腹斜面を削り出して造った埋納抗に、刃の部分を上下にして奥壁と平行に整然と並べられていました。東西の幅2.6㍍
奥行き1.5㍍の平坦面に四つの列に分けられた銅剣がギッシリと納められていました。荒神谷遺跡出土の銅剣は、全て中細型銅剣C類に分類されています。
この形式の銅剣は、出雲地方を中心に多く分布することから「出雲型銅剣」と呼ばれ、弥生時代中頃には造られていたと思われています。
荒神谷の銅剣は、形式的に揃っているばかりではなく、同じ鋳型で造られた物が多く同じ工房で同時期に鋳造されたと考えられています。
残念な事に、いまだこの形式の鋳型は発見されてはいません。

 

 

 

 

 

発掘された銅剣と銅鐸

 

 

 

発掘現場

荒神谷遺跡から出土した358本の銅剣の謎