諸手船の長さは6.6m、幅の最も広いところ1.12m、深さは0.51mである。 一本の丸太をくり抜いて作ったと言われていますが、後代になって重木に調(板材)を合わせて作られていました。 用材はもともとクスの木であったようですが、現存するものはもみの木で作られています。 我が国の古代の造船法を伝えるものとして昭和30年2月3日、国の重要民俗資料の指定を受けいます。

 

 

 

諸手船