島根県の天然記念物に指定されている金魚、いづもナンキンは、「泳ぐ宝石」と呼ばれ、全国に愛好家を持つ。鱗(うろこ)が光を受けパール色に輝く姿は優雅で
錦絵から飛び出したかのようにも見えます。
白と赤の模様と大きな腹、尾びれが四つに分かれ、背びれがないのが特徴。名前の由来は不明ですが、松江藩主、松平治郷(不昧、1751-1818年)が、
当時は貴重なガラスの器で飼い、観賞したと伝えらています。
松江藩の城下で改良が重ねられ、独特の姿になったとされる。いづもナンキンに訪れた危機は、第2次世界大戦。戦時中の物資不足、ぜいたく禁止のあおりで、
終戦時には市中にわずか数匹しか残っていなかったという逸話もある。その後、平和な時代が続き、今日の隆盛をみることとなりました。

 

 

 

 

 

 

出雲ナンキン