船で出雲を出発し日本海を北上すると、先ず大山が姿を現し大きな目印の役目を果たしてくれます。さらに丹後・若狭過ぎて進むと白山・立山連峰が見え、その雄姿は日本海を沿岸を往来する古の航海者の格好の標識として映っていたでしょう。
富士山と共に日本三名山と称えられている白山・立山ですが、出雲から見ると越の国の入り口に当たるこの地域にも大国主神にまつわる伝承が残されています。

越の国の大国主神