島根半島の中央部にあるのが出雲の国二宮、佐太神社です。古くから人々に深く信仰を受けていました。
本殿が三つあることでも知られた神社です。大差造りの社殿が三つ並んだ形になっています。
正面の正殿にはサダ・イザナミ・イザナキ・ハヤタマオ・コトサカオの神々が祀られ北殿にはアマテラス・
ニニギ・南殿にはスサノオの他四神が祀られています。「出雲の国風土記」には399の神社が記載してありますが
その神々のうち四神だけが大神と記されいます。「佐太大神」はその中の一神です出雲でも、特別の神様です。
この神様の出生地は、加賀神埼ということですが、具体的には現在の島根町、加賀の潜戸だそうです。
何故、海岸部で生まれた神が内陸部の佐太神社で祀られているのか疑問が残ります。

 

 

 

佐太神社